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一軒家の賃貸物件というのは、もう絶滅危惧種でしょう。大家さんにしても、維持費や固定資産税などを考慮すると答えは「アパート、かマンション、いずれにしても集合住宅」が当然かと。今、一軒家を貸したり、借りたりというのは日常のなかの小さな冒険のようなものではないかしら…。いろいろな意味で軽ーい奇跡なんじゃないか?などと勝手に期待に胸ふくらませ、現地へ。目抜き通りから住宅地に入って、さらに現地周辺へ近づくにしたがい道は細くなっていきます。ひょっとして、この道の細さが建築資材の運搬のネックになって、アパートではなくやむなく貸家になったとか…。
同じ造りの家が4軒、真ん中に駐車スペースが充分とってあります。天気がいいので、布団を車の屋根の上で干しているお宅も。生活の匂いが(嫌、という意味ではなく)濃厚です。玄関の戸の横には「押売り販売お断り」の張り紙…。サザエさんの漫画に登場するようなアイテムです。いよいよ中へ。玄関脇に浴室、トイレが並び、通路をはさんで左手に6帖間が2つ、右手に台所と6帖間がひとつの典型的な田の字プラン。6帖2間の間のふすまをはずせば、12帖の広い畳の部屋として使えます。ほんの30年位前まで、冠婚葬祭などは全部自宅ですませるのが当たり前でした。風呂敷文化のよさをここで再発見した感じです。
片付けに欠かせない押し入れの数や大きさもちゃんと確保されています。さらに規格品でない(大工さん作?)物置も一画に。こちらも広く、棚もしっかり。自転車やミニバイクも入りそうな奥行きで相当な収納ができそうです。「天然生活」や「ku:nel(クウネル)」の読者の方であれば、きっとお洒落に暮らせますよ。お家賃は55,000円(敷1・礼1)、管理費1,650円で一軒家の主(あるじ)となってください。








